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【メモブログ】ロシア、ウクライナ侵攻【和訳追加】

This is a long comment, but I think it's important to understand the motivation for Putin's actions.

【長いコメントになってしまいましたが、プーチンの行動の動機を理解することは重要だと思います. 日本語訳はDeepLが担当し、100%正確ではないかもしれませんが、ほぼ理解できることを期待しています. 】

English:

Putin is unwilling to negotiate because it seems likely his intention is to invade not only Ukraine, but also the neighboring non-NATO affiliated countries. What he is deadest on is attempting to restore the sheer power dominance and "sphere of influence" that the Soviet Union had at its peak. To accomplish this, he appears to be carrying out step-by-step, or is at least using as a reference, the plan laid out in Aleksandr Dugin's book "Foundations of Geopolitics".

 

Beginning with the section on Ukraine:

"Ukraine should be annexed by Russia because, "Ukraine as a state has no geopolitical meaning, no particular cultural import or universal significance, no geographic uniqueness, no ethnic exclusiveness - Ukraine's certain territorial ambitions represents an enormous danger for all of Eurasia... Ukraine should not be allowed to remain independent."

... and continues onto Finland: (which explains why Putin made comments about it being "detrimental" and that there would be "military and political consequences" if Finland or Sweden joined NATO)

"Finland should be absorbed into Russia. Southern Finland will be combined with the Republic of Karelia, and northern Finland will be "donated to Murmansk Oblast" (the northernmost region of western Russia)."

While I personally don't think even Putin is brazen enough to order a physical attack on Finland or Sweden (as they are both members of the EU), it's still concerning how aggressively he is making these threats. Regardless, even if only Ukraine is captured, it will extend the reach of Russia's influence deeper into Europe than ever before. Total control over Ukraine also means that Russia would then have access to warm-water ports in the Black Sea, and the logistical capability to operate the Sevastopol Naval Base at its full potential.

How much further Putin will be able to carry out this plan, I have no idea. I just hope this senseless war will stop soon...

I wish for everyone their safety and well-being.

 

日本語:

プーチンは、ウクライナだけでなく、近隣の非NATO加盟国にも侵攻するつもりらしいので、交渉する気はない。彼が最も力を入れているのは、ソ連が最盛期に持っていた圧倒的な力の支配と「勢力圏」の回復を図ることである。そのために、アレクサンドル・ドゥーギンの著書『地政学の基礎』に記された計画を段階的に実行しているか、少なくとも参考にしているように見える。

 

ウクライナの項を始めとする:

ウクライナはロシアに併合されるべきだ。なぜなら、「ウクライナという国家には地政学的な意味もなければ、文化的な重要性や普遍的な意義もなく、地理的な独自性も民族的排他性もない。ウクライナの独立を許してはならない。」

...そして、フィンランドへと続く:(プーチンが、フィンランドスウェーデンNATOに加盟すれば、「有害」であり、「軍事的・政治的影響」があるとコメントした理由もこれだ。)

フィンランドはロシアに吸収されるべきだ。フィンランド南部はカレリア共和国と統合され、フィンランド北部は「ムルマンスク州(ロシア西部の最北部)」に寄贈される。」

個人的には、プーチンといえどもフィンランドスウェーデン(いずれもEU加盟国)に物理的な攻撃を命じるほど図々しいとは思わないが、それでも彼がこうした脅迫を積極的に行っていることは気になるところである。いずれにせよ、ウクライナだけを取り込んでも、ロシアの影響力はこれまで以上にヨーロッパの奥深くまで拡大することになる。また、ウクライナを完全に支配すれば、ロシアは黒海の暖流港にアクセスでき、セヴァストポリ海軍基地をフル稼働させる物流能力を手に入れることになる。

 

プーチンがこの計画をどこまで実行に移せるか、私にはわからない。こんな無意味な戦争は早くやめてほしいものだ...皆さんの安全と幸福を願っています。

難関国立大入試からみる英単語の学び方【参考書セルフ確認テスト】

 

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大学名は最後にお伝えしますが、とある国立大学の英文和訳の問題をご紹介します。

解釈の仕方に重点を置いたため、1文ごとの日本語訳は始めから提示して中学生でも読める内容にしてます。

※あくまで一個人の記事です。

 

某国立大の過去問より

 

Take care to get what  you like or you will be forced to like what you get.

Where these is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

 

force:強いる ventilation:換気 unwholesome不健康な

declare:宣言する(←英単語帳にある一般的な意味=だいたいみんなが覚える意味)

文構造から接続詞の意味を考える

 

文構造が分かりやすいように色分けしてみます。

Take care to get what  you like or you will be forced to like what you get.

Where these is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

 

さらに1文目は構造から解釈を考えてほしいので日本語訳を出しますと

Take care to get what  you like

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい(←励みなさいなども)

or

you will be forced to like what you get.

あなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなる(でしょう)。

 

「or」は学校で「~または~」のように習いませんでしたでしょうか。

私は公立中でそう習いました。しかしこの文でそう訳すと

 

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい。または、あなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなる。

 

これだと和訳回答としてはよくありません。

または『or』の前にカンマ『、』が付いていれば、『or』を「さもなければ」と訳せると高校で習った人もいるかと思います。

しかしこの問題文はカンマがありません。

 

『or』の意味をもう一度考えてみますと、AとBという文字を使って『A or B』と書くと、『AまたはB』という意味だとまず学校では習いますよね。

この『AまたはB』をちょっと論理的な表現で言い換えると

『Aか、AでないならばB(である)

『AかBのいずれか(である)

という意味と考えられます。この言い換えを上の和訳で当てはめてみると

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい。あなたが好きなものを得るように頑張ることをしないならばあなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなるでしょう。

もしくは

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい。それか、あなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなるでしょう。のいずれかです。

 

このような当てはめになります。

これをもっと自然に書き直すと、

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい。さもなければあなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなるでしょう。

 

このような訳に導くことができます。

『or』の前にカンマ『、』が付いていたら「さもなければ」と訳せる

と学校や受験英語の授業で習いますがこれを、

『たとえカンマがついてなくても「さもなければ」という意味に訳せる例外がある』

という風な新しい解法の定石として扱うのではなく、

『or』の根本的、本質的なところからの思考力+日本語力によって適切な訳に導けることが重要ではないかと思います。

 

2文目

Where these is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

 

Where these is no ventilationこれは「換気がない所では」とそのまま読めそうです。

その一方、fresh air is declared unwholesome. これはどうでしょう。

「新鮮な空気は不健康と宣言される」

宣言されるというのはしっくりきません。

動作的な意味と文型から単語の意味をアレンジする

こういう時は、単語の動作的な意味を思い出してみます。

「宣言する」ということは、動作としては「言う」ということですよね。

さらに、この英文はSVOC文型で「OがCである」すなわち「fresh air」=「unwholesome」という意味構造になる文型なので、「言われている」「思われている」という風に訳してもいいなと考えることができます。

よって

Where these is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

=換気がない場所では新鮮な空気が不健康であると言われる。

ですが‥

英文和訳は国語力も試される

Where these is no ventilation fresh air is declared unwholesome.

=換気がない場所では新鮮な空気が不健康であると言われる。

これはどういう意味?と思いませんでしたでしょうか。

なぜそういうかといいますと、解説を読むとああそうだなと思うかもしれませんが、実際の受験勉強中の生徒が取り組んでしばし悩む人が出てくる箇所です。解説であっさり理解できたとしても決して油断しないでください。実際の試験場で初めて見てこの解釈を直ぐにできないといけません。

1文目では、好きなものを自ら見つけようとしない人は、受け身で手に入れた今の状況を好きになってしまうといいます。

これは、本来自ら見つける姿勢を持っていたら手に入れられたかもしれないものを好きにならない人生を送ってしまうという意味に取れます。

これを空気に当てはめると、換気がない場所で探究心なく生きている人は、外に見つけられるはずの新鮮な空気を発見できず、その新鮮な空気の良さも認められずに生き続けるということになります。

今いる密室の空気で良いんだ!外の(新鮮な)空気のことなんて知らないしどうせ良くないだろう!みたいなかんじでしょうか。

つまり、2文目は1文目の比喩の文章ととれます。

よって、この訳をさらに

 

あなたが好きなものを得るように頑張りなさい。さもなければあなたは手に入れたものを無理に好きにならなければいけなくなるでしょう。

換気がない場所では新鮮な空気が不健康であると言われてしまうように。

 

最後を「しまうように」と書き換えてみますとこれで比喩の文脈が生きた和訳が完成します。

 

参考書セルフ確認テスト

参考書確認テストでは、英単語のテストが多く売れております。

このテストは英単語帳と同じく一般的な和訳が用いられています。

この問題で言えばdeclare=宣言するという風にです。

この「宣言する」という一般的な意味を覚えることがまず大事であり、同時に「言う」という原理的な動作的な意味も同時に押さえることが必要です。

さらにそこから文構造や文型などから適切な意味を推敲する国語力とが合わさって、難問でも入試でマルをもらえる回答に至ることができます。

 

参考書確認テストページ

randomtest.stores.jp

過去問も重要

この英文和訳は、京都大学の入試問題です。

京大は何十年も前からずっと英文和訳を出題することで知られています。

京大はいつも良い問題を出しますね。そう思いませんでしょうか!?

さらに参考書だけでなく過去問の重要性もここからわかります。

過去問をみると、その大学が入試までにどういう勉強をしてきてほしいと生徒たちに思っているのかが伝わってきます。

この和訳問題1つとっても、解法パターンや辞書的な意味の丸暗記ばかりの勉強ではいけませんというメッセージを伝えてくれていると思います。

 

 

参考書確認テストと大学入学共通テスト

初めての、大学入学共通テスト。

緊急事態宣言だったり、シャープのマスクが使用NGがOKになったりなど、直前まで気が気でなかったかと思います。お疲れさまでした。

大学入学共通テスト受験生のツイート

Twitterでこんなツイートを見かけました。

※勉強「方」と書いておられますが、勉強「法」かと思われます。

 

皆さん、どう思いますか。

原因分析 覚えるということ

覚えたつもりなのに、本番で思い出せなかった。

英語学習で、もっとも起こってほしくないことです。

 

おそらくこの受験生は、受験本番までに気づいていなかっただろうと思います、

「覚えること=思い出せること」では無いという事実に!

 受験本番では、英文の英単語の意味を自動的に頭に思い浮かべながら、文脈とともに解釈して読み進めますよね。

そのためには当然、英単語は見た瞬間に意味が思い出せる必要があります。

 

たまに友達同士で英単語帳でテストし合っている光景があり「うーん」などと言っている場面もありますね。

覚えようとする過程の取り組みなので、その時点ならばいいんです。

ですが受験本番までには、覚えるだけでなくそれらを一瞬で思い出せることが合格の必要条件です。

 原因の深堀り

このツイート受験生も、おそらく英単語帳で赤シートを使った暗記チェックくらいはやったんだろうと思います。ここに問題があります。なぜだと思いますか。

 

英単語帳で赤シートを使って暗記チェックするのと、実際のテストで英単語・英熟語を見て意味を思い出せることは、異質のことなのです。

英単語帳を使ってのチェックは、実際の紙のテストとは緊張感が違います

それに、皆さん薄々、身に覚えがあると思うのですが、英単語帳の暗記チェックというのは、どこかで”甘え”が生じるものです。

皆さん少なからず、その”甘え”について身に覚えがあると思います。

思い出せずについ赤シートをめくって意味を見て

「ああ~、そうだった、そうだった、いやこれは今思い出せなかっただけで、これは知ってたよ。覚えてたよ、うんうん。」

皆さんも胸に手を当ててみてください、私も受験生時代にこんな事ありました。

 

そんなことが実情ですから、もっと確実な実戦的なチェックが必要になります。

そのためには毎週のように模試でも受けられればいいのですがそうもいきません。

そこでやはり、テスト形式での暗記チェックを行う必要があります。

 

自習型進学塾での指導

参考書を使って生徒を指導する進学塾では、英単語を見たときに意味が思い出せる早さの基準を定めています。どのくらいの基準だと思いますか?

 

ちょっと考えてみてください。正解は‥

 

2秒です。

 

くれぐれも皆さんお分かりと思いますが、受験本番では2秒だったら確実に落ちます。

500語1000語クラスの英語長文が当たり前ですからまったく間に合わずに試験終了。

あくまで暗記作業の段階での合格ラインが、単語を見て思い出すまで2秒です。

そこからさらに英語長文を読み込みまくって問題演習することで、思い出し時間を極限まで少なくしていく訓練が同時にされていきます。

 

別の言い方をすれば、単語を2秒で思い出せるまで覚えられれば、自宅で暗記していようとも、塾通いしている人に劣らない合格ラインなわけです。

 

暗記だったら、自宅でも充分にできます。

私含め過去に数多の先輩が努力で頭に叩き込んできたわけですから。

早慶合格が目標だったら3000-4000語は覚えるわけですが、過去の受験生たちが、3000-4000語もの暗記をすべて塾でやったなんてことはありません。

時間がかかりすぎて授業料がとんでもないことになってしまいます。

英語の語彙暗記に関しては、個々の努力でやるのが王道です。

 

そこで覚えたことを思い出す訓練を確実にできるツールがあったら便利です。

それが、私が提供させていただいている「参考書確認テスト」です。

 

「参考書確認テスト」のサンプル画像↓

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上のサンプルがテストで、下のサンプルは採点するときの解答です。

いま参考書を教材にして生徒に学習してもらう自習型の進学塾が全国で増加中です。

自習型進学塾では、生徒に参考書から毎週宿題を与えて、毎週その範囲のテストを実施しています。英単語で言えば、このサンプル画像とほぼ同じような外観のテストを実施しています。

このテストは素人が自作で作ろうとすると、膨大な時間がかかります。

そのため、自習型進学塾では、このテストが出来ることを売りにして、けっこうな高い授業料で生徒を集めています。

 

 関連記事

自習型進学塾が増加中とはいえ、まだない地域も多い現状。

このテストだけでも自宅で受けられたらな~」と思う人は少なくありません。

それを叶えるためのものが、私が提供中の「参考書確認テスト」です。

 

塾通いしてこのテストを受けるのに比べたら、費用の安さは圧倒的です。

数学や理科だったら塾で噛み砕いて教わることに価値はありそうですが、語彙を覚えることまで塾に頼る必要は必ずしもありません。そんなことが出来るのは、授業料がいくらになっても気にならない一部のお金持ちのご子息くらいです。

 

英単語・英熟語くらいなら、独力で覚えて、この参考書確認テストで2秒以内に思い出すテストをするだけで充分にできます。

独力で覚えて」と申しましたが、自習型進学塾に通ってても「独力で覚える」ことにはまったく変わりありません。決してラクに暗記する魔法のような暗記法を講師が教えてくれるわけではないので、あくまで覚えるのは一人で行うことです。

ここまでは英単語を中心にお伝えしましたが、参考書確認テストでは英語だけでなく古文単語や歴史科目、理科科目も取り揃えております。

 

参考書確認テストを、是非ともご検討いただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。

↓関連記事

 

大学入学共通テスト国語の最終確認ポイント

大学入学共通テスト「国語」を解くための確認ポイントをお伝えします。

ボリューム把握

「国語」全体に目を通し、各設問のボリュームを把握する

論理国語、文学国語、古文、漢文の解答の順番は予め決めておくこと

設問条件の確認

設問条件の確認を怠らない

「適当なもの」「適当でないもの」「一つ」「二つ」

正答の根拠

正答の根拠を本文中に探すことに全力を尽くし、誤答の吟味に時間をかけない

迷ったら「選択肢内で見比べる」のではなく、必ず本文に戻って正答の根拠を拾い直すこと。

 

選択肢を見る前に、本文中から解答に必要な要素を見つける

※選択肢から選ばない!

[傍線部分析]

  • 傍線部・空欄が含まれる一文全体を見る
  • 「主語」「条件」「言い換え」を把握・補う
  • 「指示語」が指し示しているものを見つけて置き換える

→設問の分析・解答

テーマの確認

サブタイトル・章タイトル・リード文から、本文テーマを確認し、読解に使う

2017年施行調査第2問

「近代空間システムと路地空間システム」=対比軸把握

「路地の形成とは記憶・持続である」=テーマ確認

第3問「捨てる」=テーマ確認

「情報処理の能力」を意識する

「複数資料の統合」の意識を!

  • 図表・資料は、本文の具体例として考え、本文の内容と照応して解答に利用する。
  • は、エッセイをそれに対する評論として読解し、エッセイから内容を把握する。
  • 資料ごとの「共通点」「相違点」を確認
  • 「何の説明のためにその図表が用いられているのか」「自分がその図表から何を読み取らなければならないのか」確認する

情報の整理

自分の言葉で噛み砕いて理解するのではなく、情報をそのまま整理することを心がける

  • 対比の整理
  • 本文中の言葉の定義を確認しながら読み進める
  • 言い換えの把握(指示語を使う!)

※分からなくなった時こそ、主語述語、指示語といった日本語の基礎的な読解に注力し、言い換えを把握しながら情報を整理していく。

会話文

会話文も、文字テキストとして読解する意識を持つ

指示語・接続関係に注意

そうなんだ、なるほどね、たしかに、それは違うんじゃないかな、などを流さない

各種ズレ

  • 「因果関係のズレ」
  • 「時系列のズレ」
  • 「指示語の指示対象のズレ」

による誤答に注意する

「よって」「ために」「ので」「~に対して」など 

締め

1問の配点が高いので、確実に正答の根拠を見つけていきましょう。

悩んだら、必ず!本文に戻ってください。

選択肢を比較し始めたら泥沼にハマります。

「書いてあるから正解」ではなく「設問の答えになっているか否か」という観点を忘れずに、解答を本文から導き出してください。

 

参考書確認テスト 東城

 

 

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確認テストを活用するときの課題克服のヒント

数ある中からご覧いただきありがとうございます。

 

ここでは、確認テストを勉強に取り入れるに際してのオススメ勉強ルールをお伝えいたします。

関連記事

「4日2日ペース」暗記法

自分に与えた1週間分の宿題範囲(暗記範囲)を、はじめの4日で暗記して、残り2日で復習すること

ありがちな課題

1週間で宿題の範囲(暗記の範囲)が完璧にならないという状況の場合

原因

勉強をするリズムやペースがつくれていない。

  • 最後の数日にまとめて宿題を終わらせようとしている。
  • 勉強をやったりやらなかったりと、ムラがある。
  • 1週間で復習までできていない。

改善のヒント

週のはじめの4日で宿題の範囲を進め、残りの2日でその復習をする。

  • はじめの4日で、一度すべての宿題の範囲を終わらせる。
  • 覚えたことを忘れないために、あとの2日で復習をする。

復習が記憶の定着を助けるというのがミソであり、このペースをしっかり守ることが大切です。

3回完璧にする

1度の完璧で満足しないための考え方です

ありがちな課題

順調に進んでいるけど、一ヶ月後も忘れていないか不安がある。

原因

忘れないようにするための完璧の仕上げ方が甘い

  • 一度の「完璧」だけでは、後々に忘れてしまいがち。
  • 一度の復習だけでは、後々に忘れてしまいがち。

改善のヒント

  • 4日間のうちに一度完璧にし
  • 復習日の1日目でもう一度完璧にし
  • 復習日の2日目でさらにもう一度完璧にする。

一度の完璧で満足するのではなく、完璧を繰り返すことで記憶が定着していきます。

2秒ルール

見た瞬間に思い出せないのならば意味がないということ

ありがちな課題

暗記はできていると思うけど、どこかまだ不安がある。

原因

すぐに答えが言えるようになるまでには完璧になっていない。

  • 「思い出すのに少し時間がかかるけど答えが合っていればいいだろう」と思ってしまう。
  • すぐに答えが言えなければ実戦で役に立つとはいえない

改善のヒント

「2秒で答えられる」かどうかを暗記の達成基準にする。

  • 「2秒で答えられなければアウト」というルールを設定し、その基準でクリアを目指す。
  • 自分でテストするときは、少し厳し目なくらいの条件がちょうどいい。

点数化

自分で毎回しっかり点数化することの重要性

ありがちな課題

単語の暗記が完璧にならない。

原因

だいたい覚えたかなくらいのあいまいな感覚で勉強を終えている人がとても多い。

  • 定着の度合いをあいまいに認識してしまっている。
  • 定着度合いの認識が甘いと、苦手なところや足りてないところの把握も甘くなってしまう。

確認用テストを使って指導している塾は全国にたくさんありますが、そのような塾が必ず徹底していることのひとつが、この「点数化」です。

独学で確認テストを活用する人の一部に、この点数化ができていない人がおられます。

自分でやっていると、○×だけつけて、点数までは数えずに終わらせてしまう人が多いのです。

どれが覚えられてなかったかがわかればいいと思って、点数を数えるのを省略してしまう。これはあまりよくありません。

毎回点数化して、自身の定着度を正確に把握することが大切です。

改善のヒント

  • テストで勉強の結果を常に「点数」にして把握する。
  • 覚えたかどうかを点数化ことで、定着度合いを客観的に把握する。
  • 「だいたい覚えた」や「だいたい何割できた」ではなく、「△問中、□問できた」と記録しておく。

できる量ずつやる

適切な量に分けてやること

ありがちな課題

単語の暗記が続かない

原因

50個100個のように、いっぺんにたくさんの数を暗記しようとしている。

一度にたくさん覚えようとするのは、かえって時間がかかり効率も悪くなる。

改善のヒント

10個ずつのように区切りながらできる量を少しずつ完璧にしていく。

  • 自分で覚えられる少ない量の範囲に分け、その都度完璧にしてから次の範囲に進む。
  • キリのいいタイミングで自分でミニテストしてみる。

音読する(声で暗記)

声に出して読むことを習慣づける

ありがちな課題

単語帳をずっと見ていると眠くなってしまう。

原因

単語を覚えるときに、文字を目で追うだけで覚えようとしている。

  • 暗記に取り組むときは数学のように手を動かすわけではないので集中力が途切れてしまう。
  • 「ことば」は文字だけでなく、音もある。

参考書も取り入れて生徒を指導する独学系進学塾の場合、担当講師は週1の生徒指導ごとに1週間分の暗記範囲を宿題として生徒に課しています。

 

しかし、それだけではありません。

たとえば速読英単語を教材にして指導している場合、その暗記範囲の単語に関わる文章の音読をも同時に宿題として課すことがあるのです。

塾によってははじめからカリキュラムに組み込まれています。

音読の宿題をしてきたかどうかは自己申告で聞くのみで直接確かめることはしないのですが、音読をやってきた生徒の方が総じて確認テストの点数も高くなり、合格ライン達成率が軒並み高くなることで間接的にわかります。

改善のヒント

実際に声に出しながら、単語を音で覚える。

  • 目で追うだけでなく、声に出して耳で聞いてみることで、より記憶が定着しやすくなる。
  • 音でも単語を覚えておくことで、リスニング問題や発音問題に活きることがある。

答えの理由を言えるように(英文法など)

ただの暗記マシンに陥らないこと

ありがちな課題

文法問題で参考書とは違った問われ方をすると解けなくなる。

原因

参考書の答えをそのまま丸暗記してしまっている。

参考書の答えだけ覚えてもテストのような初見問題には答えられない。

なんとなく選んだら合っていたのをそのままにすると、次に似た問題が出されたときに正解できなくなる。

 

あらゆる独学系進学塾がもっている信念の一つに「参考書を完璧にすれば入信問題が解けるようになる」というのがあります。

はたからみるとこの手の塾は英文法であっても英単語のときと同じような宿題の与え方とテストを実施しているように見えてしまいますが、英文法などでは問題が解けただけでなくその理由も自分で言えるかどうかを確認しています。

そこまでできてはじめて、「参考書を完璧にすれば入信問題が解けるようになる」からです。

改善のヒント

なぜその答えになるのか、答えの理由や解答にいたるプロセスを言えるようにする。

  • いつも「なぜこれが正解なのか」を考えるようにする。
  • 間違えたらなぜ間違えたのかを「よく」考える。

 

参考書確認テストのご注意(網羅性について)

数ある中からご覧いただきありがとうございます。

 

参考書確認テストのご注意として、今回は網羅性をお伝えいたします。

 

当テストは基本的に問題解答を1セットとして5セットとなっております。

ここであらためて補足申し上げますと、5セットでそのテスト範囲の全問題を網羅しているという意味では決してございません。

 

たとえば英単語で400語から100語を出題するテストの場合、

5セットでのべ500語出題となりますが

その500語が重複含めて400語を全出題しているのではございません。

 

もし全網羅してしまえば「テスト」と称したことに

適合しなくなるおそれがあり、商品説明でもお伝えしております。

 

それは何十セットも購入していけば理論的に網羅率は

まるで数学Ⅲの極限値のように上がっていくとは思いますが、

そうしますと書籍代と比べてもとてつもない高額な支出になることが明らかです。

 

あくまで参考書をすでにお持ちの方に活用いただけるテストとなっております。

 

当ブログの「参考書確認テストの独自性について」で申し上げましたように、

当方と見た目ソックリなテストを作成する他所様は少なからずおられると思いますが、他所様にも各々ノウハウがあられます。

他所様で似たようなテストを作成されていても、正味出題数の全問題数に対する割合は、そのテストにどの位の合格点ボーダーを課して実施するか?といった方針によって変わってくるかと思います。

 

引き続きのご検討をよろしくお願いいたします。


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さらに買ってすぐテストしたい方に、

作成済みのテスト「自動販売シリーズ」のサイトもご用意しました。

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参考書確認テストの独自性について

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数ある中からご覧いただきありがとうございます。参考書確認テストです。

 今回は、当方で提供中の参考書確認テストの独自性についてお伝えいたします。

結論(要約)

この記事は端的に要約しますと、

 

「どこか他所様のテストが当方のテストと似ていても、

互いに真似だと的確に指摘することは不可能です。」 

 

これについて特段にお気にしていらっしゃらない方は、お読みにならなくても大丈夫です。あまりに長文ゆえその分を勉強に当てていただきたく思います。

 

一応確認しておきたい方だけお読みいただければと思い以下に続けます。

 また、このブログが他所様を含めたオリジナルテスト選びにも役立てば幸いです。

 

参考書確認テストの独自性の要素

当方の参考書確認テストが、どこか他所様のテストに似ていると感じられる方もおられるかと思います。

この独自性について、外観、テスト構成の点から申し上げます。

 

外観について

まず見た目について。

 

独自の確認テストは日本中でたくさん作られております。

コンビニは5万8千店超のいっぽう、学習塾も国内にざっと約5万5千軒。

この軒数に含まれない家庭教師や英会話スクールその他も含め、教育サービスでは北海道から沖縄まで所々でオリジナルのテストが作られています。

 

となると、当方の参考書確認テストとよく似たなテストはどこにあってもおかしくありません。

 

ある他所様のテストが創作的な趣向の見た目である場合、もし当方のテストがその趣向に見た目が酷似していればマネに見えてしまうかもしれません。

しかし、提供中のテストは凡庸なデザインで作成されています。

 

直線で構成されたマス目の表に、どこにでもある汎用フォント。

種類が分かるよう一番上にテストタイトルを表示させることも、テストの体をなすために最低限の事項です。

 

塾、スクールや家庭教師様が独自で作ることは問題がありませんし、作るためには枠や文字やタイトルが必要です。

 

このようなテストですから、似たテストがたくさんの他所様にて作成されていてもおかしくありません。

それを日本で誰が初めて作ったのかなど特定できないのはもちろん、何らかの特許や権利が自動的に認められるわけでもありません。

一般的な見た目のテストで独占的な権利が自動的に認められてしまっては、他所様ではこわくて独自テストが作れないことになってしまいますが、そのようなことにはなっておりません。

 

 一言で申せば、誰でも作れるようなテストを、作る手間を代行する形で提供させていただいていることになります。

テスト構成

次にテスト構成について申し上げます。
 
当ショッピングサイトで提供中のテストは、確認テストランダムテストなどと呼んでおりますが、
何ら特殊なテスト形態ではありません。
 
学校の定期テストや世間一般のテストと考え方は同じです。
学校では、事前予告したテスト範囲から教師が任意に出題しています。
 
これはランダムなテストと同じことです。
定期テストに限らず、免許の学科試験でも、予備校模試でも、塾や専門学校などのテストでも基本的にそのように出題されています。
 
学習塾では大手が業販する塾専用テキストを用いつつ、英単語は市販の単語集を用いて独自で確認テストを出題しているところがあります。
 
当方のテストも学校で昔から行われてきたテストと作成の考え方は同じです。
このテストの作り方自体は一大発明でもなんでもなく、一般的な馴染みあるテスト形態そのものです。

参考書確認テストの独自性

先に申しました通り、当方の参考書確認テストとそっくりなテストは全国にたくさんございます。

 とはいえそれだけで他所様のテストと当方のテストが同じと断定できるのか?というと、出来ません。

 一見似ていても違うテストというのはたくさんあります。

 

ここはテストのノウハウに踏み込んでくるのですが、

仮想で一例を挙げますと、英単語で100語のテストを作るとき、100語すべてから平等にランダムに選ぶことはまず誰でも思いつく作り方です。

 

それとは違い、たとえば100語のうち90語はランダムに選出して、残り10語はその作成者が特に重視して出題したい単語からランダムに選出するケースもあります。

 

具体名は控えますがそのような統計や知見を隠し味的に盛り込んで運用している他所様は存在します。

そうなるとその他所様と当方のテストは似ているようでいて異なるテストということになります。

 

 隠し味をもった他所様のすべてが、隠し味の存在を公に表明するとは限りません。

わざわざアピールしても入校面談時点ではあまりピンとこないので、検討中のお客様に話しても入校率にはプラスにならないと考えて特に開示しない場合もあります。

 むしろ下手に開示して同業他社に徹底研究されるくらいなら、開示せずに「とにかくあの塾はすごい成果をあげている」というイメージを広めようと考える場合もありえます。

 

まとめますと、

ある作成者のテストが他の作成者のテストと見た目が似ていても、

内容的に同一のテストなのかどうかはいずれの作成者にも断定はできません。

カレー店に例える

例え話をいたします(変な例え方でごめんなさい)。
 
あまりうまい例を思いつけず恐縮ですが‥「ゴーゴーカレー」をご存知でしょうか。
 
カレーライスは、家庭でもカンタンに美味しく作りやすいため、外食産業での成功が難しいとされています。
白飯は炊飯ジャーで美味しく炊け、日本のカレールウは世界最高レベルなので無理もありません。
その中でゴーゴーカレーは、都内でも見かけるかなり美味しいチェーン店です。
 
ではAさんがとことん試作研究して、偶然にしてゴーゴーカレーに匹敵する美味いカレーを発案して細々と売り出したとします。
それを誰かが食べて、これはゴーゴーカレーのマネだろう?と苦言したとしたらそれは正しいのでしょうか。
 
味覚は主観的であり、たとえ神レベルの舌を持っていても味の同一は断定できません
なぜならそれをゴーゴーカレーと同じだと公言できるのはゴーゴーカレーの会社のみだからです。
 
理論的に偶然同じレシピならばゴーゴーカレー経営陣は、Aさんのカレーを食して確信するかもしれません、「これは同じだ」と。
少なくとも科学的に成分分析などできるのは、レシピを機密保持しているゴーゴーカレーだけです。
 
しかも
* 同じかどうかを公表するのか
* あるいはノーコメントにするか
どちらにするかはゴーゴーカレーが選べます。
必ずしも本音をいう義務はありません。
 
・違うのだから、違うと公表するかもしれない。
 
・無名なカレーと同じと認めることによるイメージダウンを避けて、あえて「違う」と公表するかもしれない。
 
・同じ味でも全体としては負けていない自負から堂々と同じと公表するかもしれない
(カレー以外のたとえば店構えやオペレーション品質などで負けていないから)。
 
・同じにせよ違うにせよ公表すること自体が話題となり、Aさん店の知名度アップの宣伝になることを避けるためにノーコメントを貫くかもしれない。
 
経営陣が戦略面などから判断することなので、少なくとも社外の人が断定できることではありません。
 
コカコーラ創業者が極秘レシピをペプシに売って同じ味になると、ペプシが儲かるかというとその逆で、ペプシはその前より衰退します。
経営戦略には難しいところがあります。
 
すごく長く書いてしまいましたが、もし削ぎ落として抽象してひとこと言うのでしたら、
真実だけで事実が決まるとは限らないということになります。
 
カレー店にたとえてしまいましたが、テストでも同じです。
 
互いに見た目が少し似ているテストは全国の塾やスクールにたくさんありますが、それらの同一性や優劣などは単純に判断できるものではないというところです。
 
こちらのテストは、お持ちの参考書をより活用されたい方におすすめのものです。
 
すでにご通塾中の方はそこに専心すれば大丈夫かと思いますが、独学で参考書で頑張っている方には是非ともこちらのテストの活用をお勧めいたします。

ロゴと独自性

たとえば提供中のテスト一つに、システム英単語のテストがございます。

王道の人気参考書なので、全国で独自にテストを作る他所様は少なからずおられると思います。
しかしもし私が提供中のテストとそっくりなシステム英単語のテストを他所様で見つけたとしても、私からは一切文句は言えません。
見た目が似ているだけで自動的にダメなわけではありません。
 
たとえばもし提供中のテストにベネッセ(進研ゼミ)ソックリなロゴマークを入れたとしたら、これはダメです。
ベネッセさんはこのようなテストは作っていないのですが、それでもダメですし、お客様に了承を得て販売してもダメです。
 
逆にもしベネッセさんがこちらとそっくりなテストを作って、そこに本物のベネッセのロゴを入れて売っても問題ありません。
 
当方のテストは独自のデザインも何らかのマーク等も入っておりません。
文章下手のため長々とお伝えしてしまいおそれいりますが、テストの独自性についてはここまでといたします。
 
引き続きのご検討をよろしくお願いいたします。

 

 

販売サイトはこちら↓すべて1,579円

参考書確認テスト 東城